2012年6月12日火曜日

読書: 「激安」のからくり

「激安」のからくり、金子 哲雄 (著) を読んだ。

覚えておきたいポイントは
  1. プライベートブランドの平均的利益率は約37%、一般に普通ブランドの利益率は約30%。
  2. 「消費者は2種類の意思決定を持っている」。一つは「合理的意思決定、もう一つが「情緒的意思決定」。これらをバランス良く整えておくことが重要。

1.は売り手側にとって利益率が高く、買い手側にとっても安く手に入る。双方にとってメリットがあることは普及し広がるということ。

2.の「合理的意思決定」はイオンやイトーヨーカドー。同じものであれば安いものを選ぶということ。一方「情緒的意思決定」はドン・キホーテ。たとえば、繁華街の入り口など合理的意思決定が働かないところでは高いものが売れるということで、多くのブランド品を扱っている。このバランスが重要ということ。

頑張れ激安!頑張れプライベートブランド!!!「お茶と水はタダという文化の中でお茶を売るのは憲法改正に匹敵するほど難しいら」しい。

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