パナソニックは2012年04月25日、デジタルカメラ及びデジタルムービーカメラ事業の別会社化についてのプレスリリースを発表。
要約すれば、
(A) パナソニックのデジカメ(ビデオ)部門
(B) 三洋電機買収により得た三洋電機のデジカメ(ビデオ)部門
(B) 三洋電機買収により得た三洋電機のデジカメ(ビデオ)部門
の(B)を別会社化して、(B)の大きな事業であるO EM(相手方ブランドによる製造)先の信頼得るとある。
平たく言えば、
(A)は自分が育てた事業
(B)は人が育てた事業
だ。(B)を母屋から外に出して独り立ちさせることにより、パナソニックの競合であるOEM先の信頼を回復したいということだ。母屋にいればOEM先(パナソニックの競合)の情報がパナソニックに筒抜けでありOEM先は疑心暗儀になり、(B)との取引を縮小するだろう。
つまり、パナソニックとしては
- OEMビジネスの売り上げを失いたくない
- 一方、重複する事業(自分が育てた事業 v.s. 人が育てた事業)をどうにか整理したい
頑張れ「人が育てた事業」!もっと頑張れ「人が育てた事業」の従業員!!!
P.S.
新会社の社名は「三洋DIソリューションズ株式会社」だ。”DI”はDigital Imageの略語???
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