カシオが「撮影と同時に撮られた人にも写真が届く」 iOSで動作するアプリをリリースした。リリースはここ。
特徴は、被写体がもつスマートフォンの光を、撮影するカメラでキャッチし、写真に特定の情報を合成したり、撮影されたスマートフォンに撮影した写真を送りつけることができることだ。原理は、スマートフォンのバックライトや特定の画素を点滅させ、情報を変調して情報発信元(撮影されるカメラ)から受信元(撮影するカメラ)に送る。これを可視光通信だ。
たとえば、撮影される被写体を肉眼で見ると
上写真のように見えるが、可視光通信で受信した情報を撮影するカメラのライブビューにリアルタイム重畳させると
上写真のように見え、この状態で撮影するとこの状態の写真が記録されることになる。
撮影した写真を被写体のスマートフォンに送りつけることも、被写体から発信されるあて先情報を可視光通信で受信し、そのあて先情報を手がかりに撮影したカメラがデータを送りつけていると思われる。たとえば、可視光通信で相手のメールアドレスを入手し、撮影したデータをメールに添付して配布している、と思われる。
このアプリによりカシオの売り上げが直接的に向上することはない。したがって、
- カシオの余裕の遊び心?(この時期に?)
- カシオの売名行為?(CMに投資する金をアプリに開発に投資し、ニュースとして伝播すればよしとする)
- カシオのテストマーケティング?(すぐに同様機能がカシオ製カメラに搭載されて発売される地ならし?)
- その他、何か?
頑張れカシオ!もっと頑張れ可視光通信!!! LEDの普及速度と比べると市場浸透率が何気に遅い、、、。
もっと頑張ってもいいんじゃない、可視光通信コンソーシアム!!!会員一覧にカシオ計算機もリストされています。ここ。昔はもっと会員数が多かった?(2012年2月現在は計9社のみ)は気のせいか?
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