2012年5月16日水曜日

デジタル機器をクラウド化するSDカード、Cloud@SD

フリービット株式会社は、SD/USBを利用してあらゆる機器を、瞬時にクラウド/M2M対応にする日本発、世界初のクラウドアーキテクチャー「Plug in Cloud」を発表した。ニュースはここ。

コンセプトは、”通信機能を搭載していない機器であっても、SDカードスロット/USBポートがさえあれば「差し込むだけ」 でクラウドに接続できるアーキテクチャー(呼称:Plug in Cloud)”の提供だ。

ターゲット市場は、数百兆円規模の産業に幅広く適用できる柔軟な技術とあり、下写真が適用可能な市場だ。

類似製品として、「Eye-Fi」や「FlashAir」があるがこれらは
  • 主ターゲットは一般消費者 (カメラ好き ^^;)
  • 基本シンプルな機能 (カメラから他装置にデータを転送するだけ)
であるが、一方「Cloud@SD」は
  • 主ターゲットはM2Mソリューションを提供する企業 (B2B)
  • 基本Cloud@SDのソフトはカスタマイズ対応可能 (高機能にできる)
のが大きな違いだ。無論、Could@SDも小売店で販売するようだが、
  • プロジェクター機能付きのカメラ「AHD-X1」とバンドルして価格3万1290円
  • フィルムスキャナー「FS-901」 とバンドルして価格 2万50円
だ。抱き合わせ商法だ^^; 単品販売を望みたい。単品だと競合を意識して単価が低くせざろを得ないのでセット化して、少なくとも当初は売り上げ規模を確保したいのだろう。

全体システムは下図だ。
最大の特徴は、重い処理はCloud@SDのCPUで処理しないでクラウド側にアップロードして負荷分散できることのようだ。特許も出願中のようだ。特許の登録(審査後、権利化)はまだだろう。

5,000円以下での単品販売、さらにはスマホ用のアプリ開発が可能なSDK提供を強く望みたい。

頑張れフリービット!もっとチャレンジしてね単品(@5,000円以下)販売!!!

こっちの情報の方がわかりやすいかも。

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